ゴーストライターくん
こんばんは。
ゴーストライターです！
名作SFホラー『スキャナーズ』のあらすじをネタバレなしで解説しています。
スキャナーズは後世の超能力表現に多大な影響を与えた作品です。
本記事を読めば、映画を観る前の判断材料になりますよ。
『スキャナーズ』が観られる配信サービスも紹介しています。
わかること
- 『スキャナーズ』が観られるVOD
- あらすじ
- 『スキャナーズ』3つの魅力
- 観た感想
- SNSの反応
- 1000以上のホラーを視聴！
- 2日に1本はホラーを観る
- このサイトの管理霊
ゴーストライターくん
あらゆる作品に影響を与えた映画です。
日本の名作漫画は、本作なしには存在しえなかったでしょう。
映画概要
主演俳優: スティーヴン・ラック
公開年: 1981年
上映時間: 1時間43分
監督: デヴィッド・クローネンバーグ
原題：Scanners
| グロさ | |
| 不気味さ | |
| 怖さ | |
| 見ごたえ | |
| ストーリー性 |
あらすじ
ホームレスのキャメロン・ベイルは、フードコートで女性客に蔑まれてしまう。
ベイルが彼女を悪意の目でにらむと、女性はもがき苦しみながら卒倒してしまった。
ベイルの仕業だと気づいた謎の男たちにより、彼は麻酔銃で撃たれ意識を失ってしまう。
彼が目を覚ますと、そこは警備保障会社「コンセック」が設立した研究所であった。
主任のルース博士からベイルは「スキャナー」と呼ばれる能力者であることを知らされる。
主な登場人物
ホームレスの男性。
コンセック社に連れ去られ、自分がスキャナーであることを知らされる。
常に他人の心の声が聞こえてしまうため、自分の声を聞き分けられない。
そのために無口である。
精神薬理学者でスキャナー研究の第一人者。
コンセック社の計画のため、236名のスキャナーを選出するもレヴォックからの妨害を受けている。
スキャン能力を抑制する薬品、エフェロメルの権威。
スキャン能力で社会の崩壊を目論む邪悪なスキャナー。
コンセック社のスキャナーを使った計画を妨害している。
クレン精神医学研究所にいたときに自身の額に穴を開けている。
生まれ持った能力
研究所で目を覚ましたベイルは、自身が「スキャナー」であることを知らされる。
スキャナーとは先天性の特殊能力を持った人間のことを指す。
念じることで他人の思考を読むことができたり、死に至らしめることができる。
大企業の計画
国際的な警備保障会社「コンセック」はスキャナーを軍事利用する計画を進めていた。
しかし、何者かによってコンセックが育成したスキャナーが次々と殺害されてしまう。
最強のスキャナー
コンセック社の計画を妨害したのは、邪悪な思想をもつスキャナー、レヴォックだった。
レヴォックは強力な能力を有し、人を操ったり、人体を内側から破壊することができた。
レヴォックの目的
レヴォックはスキャナーによる新時代を築くため、社会の崩壊を目論んでいた。
スキャナー研究の第一人者であるカール博士は、レヴォックの殺害をベイルに依頼する。
ベイルはスキャナーとして、善と悪の戦いに身を投じることになり・・・。
『スキャナーズ』の魅力
- 後世の作品にあたえた影響
- 常にただよう不穏な雰囲気
- CG不使用の生々しい表現
後世の作品にあたえた影響
『北斗の拳』の頭部が破裂する表現はスキャナーズが元になっています。
『AKIRA』では超能力を使用する際に鼻血を出す表現などが、元になりました。
超能力表現のプロトタイプを作った映画です。
ゴーストライターくん
映画では『SAW』が該当します。
罠によって頭部が破壊されるシーンです。
常にただよう不穏な雰囲気
印象的だったのが、劇中における“音”です。
聞いていて不安感をそそる不気味な音が、様々なシーンで使用されています。
ゴーストライターくん
違和感なくスッと耳に入ってくるのもすごい。
CG不使用の生々しい表現
CG技術自体は80年代当時から使われていました。
しかし、莫大な制作コストがかかるため、CGを使用した作品は限られています。
特に『スキャナーズ』は低予算(350万ドル)で制作されました。
従って、特殊メイクを使ったアナログ的手法で撮影されたのです。
ゴーストライターくん
特殊メイクならではの生々しいグロさは必見！
CGには出せない肉感がありますよ。
『スキャナーズ』を観た感想
全編を通してイヤ～な緊張感があります。
物語の抽象的な世界観や、不気味な効果音で展開していく演出によるものでしょう。
例えば、邪悪なスキャナー、レヴォックです。
劇中では彼の目的がしっかりと明示されています。
しかし、彼の過去や、社会の崩壊を目論む経緯までは充分に語られません。
ラストシーンもかなり抽象的で、視聴者に解釈をゆだねるタイプの映画です。
独特な世界観や設定を掘り下げつつも、未知の部分をあえて残しています。
ゴーストライターくん
だからこそ、どこか不気味な緊張感がただよっています。
良いところ
- 緊張感ただようストーリー
- 超能力バトルの表現
- ラストの不気味な余韻
緊張感ただようストーリー
映画の開始から10分くらいで、頭がド派手に破裂します。
そのシーン以降から何が起こるかわからない緊張感は最高の一言。
ゴーストライターくん
映画序盤から、文字通りぶっ飛んでます。
超能力バトルの表現
いまや、あらゆる漫画や映画で超能力が登場しますよね。
力を使いすぎると鼻血がでたり、血管が浮き出てきたりと身体的なダメージを負います。
超能力によって体に負担がかかる表現は『スキャナーズ』が走りです。
ゴーストライターくん
スキャナー同士の戦いはちょっとおもしろくもあるｗ
ラストの不気味な余韻
物語が進んでいくにつれて、善と悪の境界が少しづつ曖昧になっていきます。
主人公が“善”でレヴォックが“悪”といったような単純な構図ではありません。
ゴーストライターくん
ラストシーンはあらゆる意味で衝撃的。
観終わったあとで、不気味な余韻が残ります。
悪いところ
- 設定が少し難解
- 安っぽく感じてしまう
- 絵面が地味
設定が少し難解
序盤をしっかりと観ていないと、中盤以降からよくわからなくなってしまいます。
頭をからっぽにして、なんとなく観るには少し難しい映画です。
ゴーストライターくん
SF作品だから仕方ないんだけどね。
安っぽく感じてしまう
現代の鮮明で洗練された画質や演出と比べると、少し劣って見えてしまいます。
ただ、エンディングがかなりオシャレでカッコいいです。
1981年公開の作品なので、時代の経過を楽しめる人にはおすすめ。
ゴーストライターくん
個人的には古い映画の良さが詰め込まれた作品。
絵面が地味
決して長い映画ではありませんが、少し退屈なところがありました。
特に中盤のあたりは会話が多く、テンポが少し悪くなります。
ゴーストライターくん
退屈に対してシビアな現代人には長く感じるかも知れません。
ネットの反応
スキャナーズ
— 映画目録 (@ybMGmPAOm7wGU61) June 29, 2019
微妙。前提として自分はこの作品をいくつもSF作品がある現在で見て判断しているので昔に発表されたのに面白い的な判断はしない。なのでつまらなかった。悪役が世界を支配するとか言うがあの程度の能力で支配できるとは思えない。
映画「スキャナーズ」を鑑賞
— tee (@MoonManiac666) March 8, 2015
あらすじ↓
世界支配をもくろむ超能力者（スキャナー）に対し、もう一人の超能力者が戦いを挑む。
感想↓
…つまらなかった(笑)
いやね、当時の事を考えたら特殊メイクはスゲェなって思うんだけどそれ以上の物はなかったかな。
ということで☆五つ中の☆三つ
スキャナーズ 観た。オープニング、音楽共に超好み。淡々と進むし派手さはないけど引き込まれる。最後の方は衝撃的な展開とグロさに震えた。SFホラーだからめっちゃびびってたけど、本当におもしろかった。すげえラストだった…
— いもち (@gemi_0611) July 7, 2018
「スキャナーズ」観た！想像よりもしっかりグロ(？)かったね。血管のとこどうやって撮影したんだ…………ラストバトルめっちゃ良かった。好き。あと冒頭の頭部炸裂シーンすごく良かったです。本当に。ずっとジャック・ニコルソンだと思ってたら本当にカナダのジャック・ニコルソンと呼ばれる俳優だった
— 🧠厭🫀世🫁 (@M66T0329) November 27, 2022
まとめ
『スキャナーズ』はこんな映画！
- 後世の作品に影響を与えた名作
- 超能力表現の先駆的な作品
- 特殊メイクのグロ表現は必見！
- 緊張感ただようストーリーが良い
- ラストシーンはかなり衝撃的
ゴーストライターくん
能力表現の原点を確認できる作品です。
『AKIRA』や『北斗の拳』を知っている人なら楽しめるでしょう。
『スキャナーズ』はPrime Video、U-NEXTで観られます。
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