女の怨念が呪いと化す!『ウーマン・イン・ブラック‐亡霊の館‐』のあらすじをネタバレなしで解説

ゴースト
ライターくん

こんばんは。
ゴーストライターです!

ダニエル・ラドクリフ主演のホラー映画『ウーマン・イン・ブラック-亡霊の館-』のあらすじを解説。
『ハリー・ポッター』終了後、初の主演作品となり公開当時は話題となりました。

記事を読めば、映画のあらすじがわかり、視聴の前の参考材料となりますよ。
『ウーマン・イン・ブラック-亡霊の館-』を配信しているVODも紹介しています。

この記事でわかること

  • 映画のあらすじ
  • 主な登場人物
  • 見どころポイント
  • 映画を観た感想
  • SNSの反応
この記事を書いた奴
ゴーストライターくん
  • 1000以上のホラーを視聴!
  • 2日に1本はホラーを観る
  • このサイトの管理霊
ゴースト
ライターくん

不気味なゴシック要素をふんだんに盛り込んだ映画!

もくじ

映画概要

観られるところ
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主演俳優:ダニエル・ラドクリフ
公開年:2012年
上映時間:1時間35分
監督名:ジェームズ・ワトキンス
原題:The Woman in Black
原作:スーザン・ヒル

グロさ
不気味さ
怖さ
見ごたえ
ストーリー性

『ウーマン・イン・ブラック-亡霊の館-』のあらすじ

舞台は19世紀末のロンドン。
若き弁護士アーサーは、愛妻を亡くして以来、失意のどん底に沈んでいた。

アーサーはある日、事務所の所長から新たな仕事を命じられる。
彼は成績が悪く、この仕事で雇用価値を証明しなければならなかった。
アーサーの仕事は、田舎町クライシン・ギフォードのとある館での遺品整理。
最近亡くなった館の主、ドラブロウ夫人の遺言書を見つけなければならないのだ。

しかし、館には陰鬱いんうつな雰囲気が漂い、謎の“黒衣の女”が出没して・・・。

主な登場人物
アーサー・キップス

主人公の若き弁護士。
息子のジョセフが生まれたときに、妻のステラを亡くす。
妻の死後は失意のどん底に落ち、家政婦を雇いながら、息子を育てている。
法律事務所の所長から、クビを引き換えにドラブロウ夫人の遺品整理を命じられる。

サム・デイリー

クライシン・ギフォードの有力者。
イールマーシュの館の呪いに怯える他の住民とは違い、霊的なものは信じていない。
町で孤立するアーサーになにかと親切にしてくれる紳士。
本作においては、アーサーの相棒的立ち位置。

エリザベート・デイリー

サムの妻。
幼い一人息子を亡くして以後、2匹のチワワをわが子同然に可愛がっている。
息子の霊が憑りついてくると信じ込んでおり、時折トランス状態となるメンヘラおばさん。

ステラ・キップス

アーサーの妻。
息子の出産時に死亡。

ジョセフ・キップス

アーサーの息子。

孤島の館

イールマーシュの館をイメージした画像

ドラブロウ夫人の館、イールマーシュの館は町から離れた孤島にあった。
町の住人たちはイールマーシュの館を恐れ、館の遺品整理をするアーサーを歓迎していなかった。

住人たちはアーサーに冷たく、予約したはずの宿も満室であった。
車夫に多めの金を払って、アーサーはなんとかイールマーシュの館にたどり着く・・・。

墓地に佇む“黒衣の女”

墓地に佇む黒衣の女をイメージした画像

イールマーシュの館を見て回っていると、墓地に黒い服を着た女が立っていた。
夫人はすでに死んでいるはずなので、アーサーは不審に思う・・・。

霧の中の声

霧の中の声や物音に怯えるアーサーをイメージした画像

アーサーは外に出てみると、日はすでに暮れ、深い霧に包まれていた。

誰もいないはずの霧のなかから、女の叫び声、馬の蹄鉄やいななきが聞こえ、アーサーは恐怖する。
町に帰ったアーサーは巡査に館で起こったことを説明するも、まともに取り合ってくれず・・・。

少女の奇行

話をはぐらかす巡査が部屋を出ていくと、顔面蒼白の少女が二人の少年に抱えられてやってきた。
少年によると少女は洗剤を飲み、昏睡状態となってしまったのだった。
少年たちはアーサーに助けを求めるが・・・。

変死

アーサーは病院へ連れて行こうとすると、少女は突然吐血してしまう。
あわてるアーサーだったが、少女の背後には墓地で見た黒衣の女が立っていた。

少女は死亡してしまい、アーサーは住民からイールマーシュの館へ行ったことを責められ・・・。

『ウーマン・イン・ブラック-亡霊の館-』見どころポイント

  • 触れてはいけない「訳アリ」感
  • 不気味すぎる荒れ果てた館
  • 黒衣の女の悲劇的背景

触れてはいけない「訳アリ」感

アーサーは田舎町クライシン・ギフォードにいきますが、地元住民は明らかに歓迎していません。
館に触れることがタブーで、他所から来た弁護士が何も知らずに仕事をしようとするからです。

町では、子どもの不審死が連続しており、その原因はイールマーシュの館にまつわる呪いです。
アーサーは何も知らずに、恐ろしい呪いに首を突っ込むハメになります。

不気味すぎる荒れ果てた館

本作の舞台となるイールマーシュの館は、荒れ果てており、館の雰囲気はかなり良いです。
突然人がいなくなったような荒れ具合で、調度品や夫人の遺品がところ狭しと並んでいます。

不気味な人形や、あらゆるところに張ったクモの巣はさながらお化け屋敷を思わせます。

ゴースト
ライターくん

19世紀イギリスのゴシック的雰囲気が最高。

黒衣の女の悲劇的背景

物語の核となっているのは、ジャネット・ドラブロウ(黒衣の女)の過去にあります。
ジャネットは我が子を姉のアリス夫人に取り上げられ、あげくに幼くして亡くしています。

ジャネットの子どもは沼地で溺死。
遺体も揚がってこないまま、死亡証明書が発行されてしまいました。

我が子を亡くした怨念を抱いたまま、ジャネットは死亡。
黒衣の女として町に呪いをバラまいているのです。

『ウーマン・イン・ブラック-亡霊の館-』を観た感想

ゴシックホラー好きにはおすすめの映画です。
舞台となる館の外観や、不気味な小道具が、ゴシック的要素を盛り立てています。

しかし、ホラー演出に新鮮味がなく、雰囲気だけの映画という印象が拭えません。
本作よりも怖い映画はいくらでもあります。
ですが、ゴシック的な雰囲気を楽しみたい人にはおすすめの一作。

ゴースト
ライターくん

正統派のゴシックホラーです。

良いところ

  • ゴシックホラーとしての上質さ
  • 陰鬱で不穏な雰囲気が常に漂う
  • ラストシーンの衝撃と謎

ゴシックホラーとしての上質さ

純粋なホラー映画としての怖さは微妙ですが、映画の雰囲気は最高です。
イールマーシュの館にある小道具はどれも不気味。
映画の世界観を構築する大きな要素となっています。

常に漂う不穏な雰囲気

全編通して暗いトーンで展開していきます。
田舎町の閉塞的な雰囲気や、なにかを隠そうとする住民たちの態度は意味深。
触れてはいけないタブーの気配をひしひしと感じます。

ラストシーンの衝撃と謎

思わず「なんで?!」と声に出してしまうラストでした。
しかし、しっかりと伏線が張られており、考察しがいのある終わり方です。
伏線は少しわかりづらいところもあるので、賛否が分かれています。

ゴースト
ライターくん

なにも考えずに観ていると絶対に気づけない。

悪いところ

  • 幽霊のおどかし方が一辺倒
  • 新鮮味に欠く
  • ホラー映画としては中途半端

幽霊のおどがし方が一辺倒

ゴシックホラーの良い雰囲気が持ち味の作品なのに、少しもったいないです。
シーンとして緊張感が高まったところで、大きな音とともに驚かされます。

ゴースト
ライターくん

もっとホラー演出が豊富だったらよかった。

新鮮味に欠く

色々なホラー映画から焼き増ししたような演出です。
映画全体の雰囲気は怖いので、ホラー演出のマンネリ感は残念でした。

ホラー映画としては中途半端

ラストシーンがかなり印象的。
ですが、胸糞ホラーとも伏線が張り巡らされた難解ホラーとも言い難いです。
ホラーとして振り幅が中途半端で、なにがしたいのかよくわからない作品でした。

ゴースト
ライターくん

ただ単純にゴシックホラーとして観るならおすすめ。

ラストシーンの考察

ネタバレを含みます。

なぜ黒衣の女の呪いは止められなかったのか

ジャネット・ドラブロウ夫人の怨念の根源はあくまで息子を奪われたこと。
アーサーは夫人の息子の遺体を、夫人の墓に埋葬すれば、呪いは解けると勘違いしていました。

ジャネット・ドラブロウ夫人の憎しみは、息子を失ったことそのもの。
したがって、タイムスリップでもできなければ、ジャネット夫人の憎しみは晴れないのです。

つまり、
「アーサーは自分の勘違いによって、呪いが解けたと思い込んでいた」
というのが、呪いを止められなかった理由です。

SNSの反応

悪い評判まとめ
  • 展開がありがち
  • ふつうにつまらない
  • ホラー映画なのに怖くない
良い評判まとめ
  • ロケーションが良い
  • じわじわ系の怖さが良い
  • ゴシックホラーとしての雰囲気が良い
悪い評判
良い評判

まとめ

『ウーマン・イン・ブラック-亡霊の館-』はこんな映画!

  • 正統派のゴシックホラー
  • 雰囲気が最高
  • ラストシーンが衝撃的
  • ホラー演出の新鮮味に欠ける
  • 雰囲気だけ楽しむならおすすめ

『ウーマン・イン・ブラック-亡霊の館-』はPrime VideoとU-NEXTで観られます。
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本ページの情報は2024年04月時点のものです。
最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。

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