ライターくん
こんばんは。
ゴーストライターです!
『遊星からの物体X』のあらすじを解説しています。
古い映画ですが、SFホラーが好きな方は観ておくべき作品です。
本記事を読めば、この映画の序盤のあらすじや魅力をチェックできますよ。
『遊星からの物体X』を視聴できる配信サービスも紹介しています。
わかること
- 『遊星からの物体X』を観られるVOD
- ネタバレなしのあらすじ
- 見どころポイント
- 観た感想
- ネットの反応
- 1000以上のホラーを視聴!
- 2日に1本はホラーを観る
- このサイトの管理霊
ライターくん
気持ち悪いエイリアンが見たい人は必見の映画です。
映画概要
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主演俳優:カート・ラッセル
公開年:1982年
上映時間:1時間49分
監督名:ジョン・カーペンター
原題:The Thing
グロさ | |
不気味さ | |
怖さ | |
見ごたえ | |
ストーリー性 |
あらすじ
1982年の南極。
アメリカ観測基地に逃げ込んだ犬を、なぜかヘリで追跡するノルウェー基地の隊員たち。
しかし、一人のノルウェー隊員の手りゅう弾により、ヘリは爆発してしまう。
生き残った隊員が、アメリカ隊員を誤射すると、米基地隊長ギャリーがその隊員を射殺。
状況を確認するため、マックとコッパーがノルウェー基地を訪れる。
そこには無残な死体があちこちに転がっており、無人の廃墟と化していた・・・。
主な登場人物
ヘリ操縦士。
基地のリーダー。
隊員たちが疑心暗鬼に陥るなか、冷静な判断を下すことができる。
長い髪の毛に髭を生やしたイケオジ。
しょっちゅう酒を飲んでいる。
医師。
隊員たちからは「先生」と呼ばれている。
似合わない鼻ピアスをつけたおっさん。
ハゲている。
料理人。
基地内をローラーシューズで移動している。
音楽を大音量で流しながら、料理の下準備をする陽気な男。
犬の飼育係。
人間よりも犬に心を開く、物静かな男。
気象学者。
犬を追いかけるノルウェー隊員に足を撃たれ、ケガを負う。
生物学者。
ノルウェー基地から回収した焼死体をコッパーとともに解剖し、未知の生物の生態に迫る。
気難しそうなおっさん。
生物学助手。
隊員のなかで最も影が薄い男。
第2ヘリ操縦士/機械技師
元軍人で銃の腕が立つ。南極基地の指揮官。
当初はリーダーとして振る舞うが、徐々にその地位をマックに譲る。
まゆ毛が長い老齢の男。
機械技師。
火炎放射器を所持している。
無線通信技師。
2週間も繋がらない無線にイライラしている。
地球物理学者。
ノルウェー隊員の奇行
ノルウェー観測基地の隊員たちが、逃げる犬をヘリから狙撃しながら追跡していた。
やがてアメリカ観測基地の敷地に入るが、お構いなしに犬を殺そうとする・・・。
繋がらぬ無線
ノルウェー基地と連絡をとるため、無線通信技師のウィンドウスが連絡を試みるも繋がらない。
南極では悪天候のため、2週間も通信できずにいた。
無人の観測基地
状況を把握するため、マックとコッパーはノルウェー観測基地へ向かう。
基地は死体が転がる廃墟と化しており、謎の氷塊やなにかの生物の焼死体を発見する。
マックたちは焼死体と記録フィルムを回収し、その場をあとにするのだった。
奇妙な焼死体
回収した焼死体は、人間の頭部から下半身にかけて分裂したようになっていた。
検死解剖したコッパーによると、必要な臓器はみな揃っている。
心臓・肺・腎臓・肝臓・腸はいずれもすべて正常であった。
最初の異変
マックたちはそれぞれの時間を過ごしていると、犬小屋から犬の吠える声がする。
飼育係のクラークが様子を見に行くと、そこには驚愕の光景が広がっていた。
謎の生き物が、触手を伸ばし犬たちを体内に取り込んでいたのだった。
腰を抜かしたクラークは他の隊員たちを呼び、謎の生き物を殺そうとするが・・・。
『遊星からの物体X』の見どころポイント
- 色褪せない特撮技術
- 心理描写の緻密さ
- 孤立した舞台設定
色褪せない特撮技術
基地に侵入したエイリアンのビジュアルがかなり気持ち悪いです。
CGは一切使用しておらず、エイリアンはすべて特撮技術で撮影されています。
ライターくん
エイリアンが本当に生々しくて、臨場感はかなりのもの。
心理描写の緻密さ
エイリアンが他の隊員に擬態し、皆が疑心暗鬼に陥る過程は目が離せません。
隊員たちは自分自身ですら疑い、人狼ゲームのようなスリルと人間ドラマは見どころ。
ライターくん
南極を調査するくらいだから、メンタル面も強いはず。
だけど、未知の恐怖の前には意味がありません。
孤立した舞台設定
極寒の地、南極。という舞台設定が本作の絶望感を増大させています。
ただでさえ生活するのが困難な場所なのに、無線での通信もできません。
ライターくん
いまにも誰かが誰かを殺しそうな緊張が伝わってくる。
恐怖に駆られた仲間と未知の生物・・・八方ふさがりです。
観た感想
とにかく考察のしがいがあるストーリーで、観終わった後にも様々な気づきのある作品。
劇中で語られる設定や描写には、観客に解釈をゆだねる余地を残しています。
例えば、映画冒頭はUFOが地球に墜落した場面から始まります。
しかし、墜落に関する詳しい経緯などは語られません。
「そもそもの話、この場面はこうだったのでは?」
という推測ができるのです。
未知のエイリアンに襲われる単純なパニックホラーではありません。
ライターくん
設定や演出の明度が絶妙。
一度観たら必ず観返したくなる一本です。
良かったところ
- 人間の狂気も描いている
- グロい、キモい、怖い
- あえて見せない語らない
人間の狂気も描いている
不信感と生命をおびやかされるような、本能的な恐怖を見事に描いています。
狡猾で気色悪いエイリアンと、誰も信用できない疑心暗鬼を体験できますよ。
グロい、キモい、怖い
エイリアンの見た目がかなりキモいです。
気色悪い液体を垂らし、牙がたくさんあって、触手を伸ばしてきて・・・。
ライターくん
誰もが想像するようなキモキモ生物を具現化しています。
あえて見せない語らない
未解決事件の一部始終を目撃したような心地になります。
様々な考察をしながら映画を楽しめるので、考察好きな人にはかなりおすすめ。
ライターくん
観たあとはちょっと疲れるけどね。
悪かったところ
- 物語の展開が少しわかりづらい
- 常に集中して観なければならない
- 主要な登場人物が多くてわかりづらい
物語の展開が少しわかりづらい
昔の映画あるあるなのですが、展開に少し不親切なところがあります。
ぼーっと観てると置いてけぼりを食らうので注意。
常に集中して観なければならない
頭を空っぽにして観るには不向きな映画です。
セリフもかなり多く、より楽しむためにはじっくり腰を据えて観るのがおすすめ。
ライターくん
金曜の夜に晩酌をしながら…だとよくわからなくなります。
主要な登場人物が多くてわかりづらい
劇中に登場するアメリカ観測基地の隊員は全部で12人もいます。
それぞれの隊員が専門分野のエキスパートなのですが、人物の設定にはあまり触れません。
ライターくん
「誰がどんな役目なのか?」
「この人の名前は?」
となるので、字幕で観ることおすすめします。
考察
UFOが地球に墜落した理由
ネタバレを含みます。
Wikipediaによると墜落した経緯は引力だと書かれています。
約10万年前、宇宙から飛来した円盤が地球に引き寄せられ、
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』/遊星からの物体X
大気圏で炎に包まれながら南極へと落下した。
墜落した直接の原因は『引力』ですが、引力に引き寄せられるまでを考察しました。
仮説1:不時着説
UFOの船内でなんらかのトラブルが起こり、どこかに不時着するしか方法がなかった。
地球は資源に富み、生物の多い惑星です。
従って操縦不能になったとき、地球に航路を設定したのでは?
仮説2:UFOの操縦士がすでに寄生されていた説
劇中に登場する“未知の生き物”とUFOの操縦者は全く別の生物だったのでは?
という考察です。
UFOの操縦者に寄生した“生き物”は、UFOのクルーたちにとっても未知の存在。
従って、ノルウェー基地を襲ったような惨劇が10万年前のUFO船内でも起こったのでは?
と考えてみました。
根拠としては、
- 未知の生き物は体液だけでも生きていける
- 生き物は過酷な環境でも生存でき、宇宙渡航の過程で寄生された?
- なにかに寄生し、吸収しないと生物として貧弱
- 惑星間を移動するには、生き物単体では不可能
- 宇宙渡航ができるような高度な生物が、地球に近づく必要を感じない
- 宇宙渡航をおびやかすようなことが起きたため?
といったものです。
ライターくん
UFOって点から点へ座標移動しているイメージ。
わざわざ引力が発生するところまで近づくとは考えられない。
ネットの反応
遊星からの物体Xはエイリアンとの攻防というよりもサスペンスとして評価されてる映画なのかな。そりゃあつまらないと思うわけだ
— みしま/skeb (@misima426) October 27, 2014
遊星からの物体X、見終わった。いつの間にか終わってた感じ。何度か驚かされたけど、そこまで怖いという内容ではなかった。有り体に言えば、つまらない作品ってところか
— daigo (@daigotown) November 14, 2010
遊星からの物体Xを鑑賞
— ジャズ (@jazzroom66) February 17, 2020
SFホラーの金字塔。
南極大陸の観測隊を襲う宇宙からの来訪者から果たして生き残れるか。
久しぶりに観たけどSFホラーではエイリアンに並ぶ名作だと再認識。
クリーチャーとの戦闘だけではなく人間同士の心理戦があり良き作品。
クリーチャー造形も素晴らしい。#jazzの映画 pic.twitter.com/dKwxWpjDbl
「遊星からの物体X」観た。いやトラウマや、なんてのはさて置いて、CGが無い時代のハリウッドの特撮技術ってほんまに凄かったんやなぁ。閉鎖空間での疑心暗鬼のドラマ展開もまた恐怖感を見事に引き立てていて良きでした。 pic.twitter.com/owasEubadx
— シン・ゔぇるーし (@PROWL1985) August 8, 2019
まとめ
『遊星からの物体X』はこんな映画!
- 色褪せない特撮技術が良い
- 緊迫した心理描写が見どころ
- エイリアンがグロくてキモくて最高
- 様々な考察が楽しめる映画
- ぼーっと観るには少し不向き
ライターくん
今なおもファンが多いSFホラーの名作。
まだ観ていない人はぜひ視聴してみてください!
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