ライターくん
こんばんは。
ゴーストライターです!
B級ホラーの隠れた名作『キャビン』のあらすじを解説しています。
他作品のホラーネタがふんだんに使われているので、ホラー好きほど楽しめる映画です。
さらに『キャビン』を視聴できる配信サービスも紹介。
わかること
- 『キャビン』が観られるVOD
- あらすじ
- 『キャビン』を観た感想
- 元ネタの考察
- ネットの反応
- 1000以上のホラーを視聴!
- 2日に1本はホラーを観る
- このサイトの管理霊
ライターくん
夏休みのバカンスで、大学生がひどい目に・・・。
という、よくある展開をぶっ壊す映画です。
映画概要
Netflix | Prime Video | Hulu | U-NEXT |
---|---|---|---|
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主演俳優:クリスティン・コノリー
公開年:2012年
監督:ドリュー・ゴダード
製作:ジョス・ウェドン
原題:The Cabin in the Woods
グロさ | |
不気味さ | |
怖さ | |
見ごたえ | |
ストーリー性 |
登場人物
至って普通の女子大生。
男好きのジュールスとは対照的な清純派。
ホールデンの肉体美に見惚れてしまう。
大麻中毒で皮肉屋の男子大学生。
常にラリっている。
意外と友達想い。
編入生のガリ勉生真面目男。
ガリ勉のイメージとは裏腹なマッチョ。
デイナのことが気になっている。
カートの彼女。
男好きの淫乱女子大生。
ホールデンとデイナをくっつけようとしている。
カートとしょっちゅうイチャつく。
ジュールスの彼氏。
典型的なイキり陽キャ大学生。
ジュールスのことを愛して止まない。
イキりキャラなのに、すごいリーダーシップを発揮する。
あらすじ
大学の仲良しグループのデイナたち五人は、夏休みを利用して山奥の別荘を訪れる。
バカンスを満喫する彼らの様子を、謎の組織が監視していて・・・。
夏休みのバカンス
デイナたちは、カートのいとこが所有する別荘で、夏休みにバカンスを計画していた。
意気揚々と出発したデイナたちだったが、そんな彼らを何者かが監視していて・・・。
無愛想な男
ガソリンを補給するため、人気のない古ぼけたガソリンスタンドを物色するデイナ一行。
ガソリンスタンドは、汚い身なりの無愛想な男が、一人で経営しているのだった。
男は夏休みを楽しむデイナたちに、不吉な警告をする・・・。
謎の組織
別荘についたデイナたちは、年季の入った不穏な雰囲気に圧倒されてしまう。
部屋割りに盛り上がるデイナたちを、謎の組織が管制室のような場所で監視していた。
謎の組織の構成員たちは、デイナたちの健康状態をも把握しているのだった・・・。
キャビンを観た感想
ホラーにありがちな要素をふんだんに盛り込みつつ、新鮮味のある映画です。
理由は他の映画と比べて設定が斬新で、ストーリー展開も予測しづらいため。
王道展開と斬新さの配分が巧みで、主人公たちを観察する組織は考察のしがいアリ。
観察している組織を、映画として“観る”という、立体構造になっています。
ライターくん
『キャビン』は伝統的なホラーあるあるを徹底否定。
王道パターンをぶっ壊す斬新さと、革新的な構図の珍しい映画。
良いところ
- 王道ホラーと思いきや・・・
- ホラー好きならより楽しめる
王道ホラーと思いきや・・・
序盤はホラー好きなら見覚えのある展開で話が進んでいきます。
主人公たちを監視する『謎の組織』が気になるので、中だるみしません。
ホラー好きならより楽しめる
「この展開はもしかして・・・」
「このアイテムはなにかで見たような・・・」
という場面がたびたび登場します。
ライターくん
いろんなホラー映画からオマージュしています。
というか、オマージュで出来ていると言っても過言ではない。
悪いところ
- ホラー要素は弱め
- ラストはめちゃくちゃ
ホラー要素は弱め
特別怖い表現もなく、グロいシーンもありません。
どちらかというと、ホラーにコメディを足した感じです。
ライターくん
ホラーという題材を用いた、メタ的表現の意欲作といったところ。
ラストはめちゃくちゃ
本作の終盤はもう、お祭り騒ぎで楽しいのですが、終わり方がよくなかったです。
斬新さを売りにするなら最後まで丁寧に作って欲しかったです。
ライターくん
続編を匂わせるような終わり方でもよかった。
考察
ライターくん
考察では以下の要素に触れています。
- 小ネタと元ネタ
- 舞台設定の意味
- 「古代の神々」の正体
ネタバレ注意
登場する小ネタと元ネタ映画
登場する怪物 | 元ネタの映画 |
---|---|
ピエロ | 『IT』のペニー・ワイズ |
丸ノコが食い込んだ男 | 『ヘルレイザー』のピンヘッド |
日本に出てきた女の霊 | 『リング』の貞子 |
怪物たちが格納されている部屋 | 『CUBU』 |
ラテン語の呪文で復活した死体 | 『悪魔のいけにえ』のバックナー家 |
他にもたくさんの映画から怪物やキャラクターが登場しています。
舞台と設定も他作品をオマージュ
そもそも『キャビン』の舞台と設定自体が他作品からのオマージュなのです。
- 湖の横にある山小屋は『13日の金曜日』に登場する『クリスタル・レイク』
- ラテン語の呪文で死者が復活するのは、『死霊のはらわた』
ライターくん
いかに本作がオマージュで構成されているのかがわかります。
古代の神々とは?
古代の神々とはすなわち“観客”
劇中では古代の神々のことを『客』と表現しています。
- “おっぱいを見せなければ客は満足しない”
- ※ホラーには箸休め的なエロシーンが必要
- “彼らを満足させられなければ我々は終わりだ”
- 観客を退屈させると映画の視聴を止めてしまう
などと言っていることから、
“ホラーのシナリオやあるある展開で古代の神々(観客)を満足させる”
と解釈できます。
ライターくん
登場人物より高位の存在=神々(観客)ということです。
“神”ではなく“神々”と複数形になっているのもポイント。
SNSの感想
『キャビン』評判は聞いてたけどこれはちょっと…やりたいことはわかるけど、粗が目立つ。パロディも適当だし茶化し方もつまらない。やるならちゃんとやれよ。オチもメタなのはわかるけど、それなら最後は狼になってガンズみたいなハードロックドーン!ぐらいのことはやろうよ。心意気だけは100点。
— ヨッチメン (@yochimen) October 15, 2013
映画『キャビン』観た。設定やアイデアは面白いと思うけど、ホラー的な部分がかなりつまらないのが残念だった。もっとちゃんとしたホラーとして見せておきながら実はあのオチ、っていう展開にしてたら絶対衝撃を受けたはずだしかなり良かったと思うので、小出しにする感じがもったいなく思えた。
— トップオブウンコマン (@topofunkoman) April 7, 2013
キャビン観た!
— すとりば (@stonrive) October 24, 2021
灯りに照らされた登場人物が真っ暗な背景に浮かび上がる画作りが、背景はコントロールされていて重要なのはそこじゃないことを暗示してる…?怪異はなんでもいいんだし
クライマックスの大盤振る舞いは確かに色んなホラーを履修した方が絶対楽しめる。シャイニングの双子いたよね?
『キャビン』は最高に愉しい終末だった。こういうシチュエーションだったら、こういう流れになるよね、こういう属性の人間が先に殺されるよね、この展開は生き残るよね、そういうつまらない予測をしてしまう病気に我々がが罹患しているのだとしたら、それをまんまと裏切ってくれるのがこの映画なんだ!
— 𝐵𝑒𝑛𝑗𝑎𝑚𝑖𝑛 𝐵𝑜𝑛𝑑𝑠* (@sakikake7171) March 4, 2019
まとめ
『キャビン』はこんな映画!
- 王道展開を裏切る斬新な作品
- ホラー好きほど楽しめる小ネタの多さ
- ホラー要素は弱め
- 終わり方は少し雑
- メタ的表現の意欲作
ライターくん
陽キャ大学生がひどい目に遭います。
なので普通に観ても面白いですよ。
『キャビン』はU-NEXTで観られます。
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