ライターくん
こんばんは。
ゴーストライターです!
いまだにカルト的な人気を誇る名作『サスぺリア』のあらすじを解説。
『サスペリア』を視聴できる配信サービスもあわせて紹介しています。
記事を読めば、『サスぺリア』の内容をネタバレなしで知れますよ。
この記事でわかること
- サスペリアのあらすじ
- 見どころポイント
- 観た感想
- 考察
- SNSの反応
- 1000以上のホラーを視聴!
- 2日に1本はホラーを観る
- このサイトの管理霊
ライターくん
他のホラー映画とは一線を画すおしゃれ系ホラー映画です。
映画概要
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公開年:1977年
主演:ジェシカ・ハーパー
上映時間:1時間39分
監督:ダリオ・アルジェント
原題:Suspiria
グロさ | |
不気味さ | |
怖さ | |
見ごたえ | |
ストーリー性 |
サスペリアのあらすじ
名門バレエ学院に入学するため、ニューヨークからドイツに来たスージー。
彼女が学校に到着すると、不可解な出来事に遭遇する。
スージーは学院の生徒であるパットが、何者かに追われている様子を目撃する。
パットはその後、友人のアパートで不可解な死を遂げるのだった。
スージーは学院に入学後、友人のサラから学校での奇妙な話を聞く。
学院内で行方不明になった生徒や、消灯後に教師たちがどこかで集まっていると言うのだ。
スージーは図らずも、学院に隠された恐ろしい秘密に触れる・・・。
バレエの名門校
ニューヨークから来たスージーは、バレエの名門校に入学することになっていた。
大雨のなか、空港からタクシーで赤い建物が印象的な校舎へと到着する。
すると、校舎から女学生のパットが、なにかに怯えるような様子で出てくるのだった・・・。
怯える女生徒
スージーはタクシーからなにかに怯えるパットの様子をうかがっていると、意味不明な言葉を口にする。
「秘密のドア、アイリス、青いの……。」
パットは恐怖に顔を引きつらせ、雷がとどろく大雨のなか、走り出してしまった。
怖くなったスージーは、インターフォン越しに校舎のなかに入れてくれるように頼む。
しかし、なぜか拒絶されてしまうのだった。
謎の殺人事件
学院から逃げ出したパットが、次の日友人のアパートで変死体として発見される。
パットの死体はアパートの赤い天井窓から吊るされているのだった。
一緒にいた友人も、何者かに殺害されてしまっていた。
入学初日
翌日、再び学校を訪れたスージーは、ようやく入学することができる。
「校長代理のブランク夫人」
「厳格な主任教師のタナー先生」
「下男のパブロ」
をはじめとした個性的なメンバーが迎え入れてくれた。
昨夜の殺人事件について聞かれたが、スージーは返答に困ってしまう・・・。
赤ワイン
入学初日のレッスン中にスージーは謎の体調不良で倒れてしまう。
医者によると、過労が祟ったとのことだったが、スージーには心当たりがなかった。
医者はスージーにしばらくは流動食を食べることを勧め、食後は赤ワインを飲むように命じる。
「赤ワインが血を多く作る」
とのことだったが、スージーは赤ワインを飲むとすぐに眠ってしまうのだった・・・。
サスペリアの見どころ
- 原色を使った印象的な色使い
- おどろおどろしいBGM
- 目が離せない耽美的ホラー世界
原色を使った印象的な色使い
赤、青、緑の光の三原色を使ったどぎつい色彩が特徴的です。
劇中のほとんどの場面で赤を基調とした色が使われており、場面によって鮮明な色を使い分けています。
三原色の独特な色遣いによって、異世界に迷い込んだような不穏な感覚を体験できますよ。
おどろおどろしいBGM
※音量注意 プレビュー音楽が再生されます。
イタリアのバンド「ゴブリン」による不安を掻き立てる音楽が様々な場面で使用されています。
序盤のなにげない場面にも使われており、序盤から一気に引き込まれます。
ライターくん
他のホラー映画とは一線を画す不安感を味わえますよ。
ゴブリン(バンド)|Wikipediaより引用ゴブリン(Goblin)は、イタリア出身のプログレッシブ・ロックバンド。
1970年代に映画音楽で実績を上げ、特にホラー映画『ゾンビ』のサウンドトラック作品が知られている。
後年は歴代メンバーそれぞれのゴブリン名義で、別行動する機会が多くなっている。
目が離せない耽美的ホラー世界
映画の舞台となるバレエ学院の校舎は、赤を基調とした豪華なデザインで序盤からかなり印象的。
映画全体に豪華で美しい雰囲気があります。
しかし、鮮烈な色づかいと不気味な音楽が、サスペリア特有の生理的なキモさを強調しています。
ライターくん
耽美と不安感の相乗効果は完璧なバランス。
サスペリアを観た感想
他のホラー映画にはない色彩による不気味さと、音楽による不穏な演出が特徴的でした。
鮮明な赤、青、緑の三原色を場面にあわせて効果的に使い、生理的な気持ち悪ささえ感じる映画です。
特に赤色の使い方が強く印象に残っています。
バレエ学院の校舎の外観や、校舎内のカーペット、壁にいたるまでどぎつい赤色が使われています。
流血シーンでも赤色が特徴的で、明るい鮮やかな赤色が印象的。
ライターくん
グロテスクとは違った気持ち悪さがあります。
映画終盤まで謎だらけなので、人によっては退屈に感じるかもしれません。
しかし、『サスペリア』の気持ち悪さは魅惑的な没入感があります。
サスペリアにおける圧倒的な色彩と不安の暴力は、最後まで観てしまう魔力を感じました。
良いところ
- あらゆる登場人物が不気味に見える
- 不安をそそる演出が最高
- 一方的な色彩美の暴力
あらゆる登場人物が不気味に見える
サスペリアはバレエ学院の秘密に迫るストーリーです。
しかし、最後までその秘密は明らかにされません。
登場人物が皆一様に訳アリに思えて、疑心暗鬼に陥ります。
不安をそそる演出が最高
映画のプロローグから不気味で迫力のある音楽が流れます。
なにげないシーンでも、意味ありげな不気味な演出が特徴的。
劇中の強烈な色彩や、学院の外観も相まって意味もなく不安な気持ちになります。
一方的な色彩美の暴力
とにかく色づかいがド派手です。
しつこいくらいの鮮烈な三原色のカラーリングは必見。
悪いところ
- ストーリーが薄すぎる
- 不気味さはあるがあまり怖くない
- 人によっては退屈に感じるかも
ストーリーが薄すぎる
伏線や細かい設定こそありますが、ストーリーは月並みです。
ビジュアルと不気味な音楽で、中身のないストーリーを引き延ばしていると感じました。
不気味さはあるがあまり怖くない
ホラー映画として、怖さの決定打に欠けます。
映画のカメラワークや音楽で充分な不気味さがありますが、取り立てて怖いシーンはありません。
怖いシーンがない代わりにもっと残虐なグロいシーンや気色悪いシーンがあってもよかったです。
人によっては退屈に感じるかも
独特な音楽や劇中の色彩で、盛り上がるところがあります。
セリフベースで話が進んでいきますので、現代の感覚だと少し退屈に感じるところがあります。
意味がわからない人多数!ラストシーンの考察
ネタバレを含みます
ラストシーンの笑顔はなんで?
ラストシーンにおいて、スージーは意味ありげに笑みを浮かべます。
サスペリアを視聴した人なら、必ずといっていいほどラストシーンが気になるはず。
この考察では、個人的に考えた2つの説を紹介します。
- 怖い体験をして気が触れてしまった説
- 魔女がスージーに呪いをかけ、憑依したことの暗示説
ライターくん
2つとも憶測の域を出ませんが、視聴後の参考になれば幸いです。
怖い体験をして気が触れてしまった説
単純に考えて、恐怖体験をしておかしくなってしまった説。
スージーは学院の秘密を突き止め、魔女と対峙します。
魔女は顔がシワシワで、妖怪のような見た目。
加えて、体の部位をピン留めされた親友の死体が襲ってくるのですから恐ろしいです。
とんでもない恐怖体験をして、気が触れてしまう可能性は充分にあると考えました。
魔女がスージーに呪いをかけ、憑依したことの暗示説
スージーが魔女を殺害するシーンで、魔女はスージーになにかを呟きます。
魔女がスージーに呟くとき、意味ありげにカメラがアップになるのです。
魔女は死の間際にスージーを自分の魂の器として、取り憑いたのではないでしょうか?
ラストシーンの笑みは、魔女が勝利したことへの嬉しさから来る笑顔だったと考察しました。
SNSの反応
- 内容がスカスカ
- 雰囲気だけでつまらない
- 話がよくわからない
- 表現の仕方がスゴい
- 印象に残るシーンがたくさんある
- 色の使い方が印象的
『サスペリア』(1977)超久しぶりに見直した。当時もつまらないと思ったが、今見てもやはりつまらない。色彩と美術、そしてゴブリンの音楽「だけ」の映画。ドラマのスカスカさや登場人物の行動の意味不明さなど脚本の酷さは言うまでもないが、編集のリズム感の悪さが映画として致命的。
— ぼのぼの (@masato009) January 23, 2019
サスペリア観てるんだけど、話の流れが分からないっていうかなんていうか…
— ☻ (@0915Matumoti) April 18, 2014
とりあえずつまらない
久しぶりに映画サスペリアを観た。直接的な血液表現は少ないものの、赤、ピンク、ブルー、グリーンが暗く鮮やかに飛び交う。これだけの照明で血を超えた表現は凄い。ダリオさん。まあ、美少女演技ありきですが。そんなステージ創りたい。
— たいぞう (@5496taitai) August 16, 2022
初めてサスペリア観たけど自分の肌に合いすぎて、悪魔のいけにえ以来まことひさびさに大当たりホラー引けたからめちゃくちゃテンション上がってる。
— 増田ゆうこ (@0505urabe) July 3, 2023
印象に残るシーン盛りだくさんのおしゃれホラー。なんとなく乾いた空気の恐怖が堪らん。そしてホラー映画に絶対欠かせん演者の演技力もすごい、
拍手👏 pic.twitter.com/8Q0DeiqDPL
まとめ
サスペリアはこんな映画!
- 表現の仕方がスゴいおしゃれホラー
- 音楽と色の演出が印象的で没入感がある
- 他のホラー映画にはない生理的な気持ち悪さがある
- 人によっては退屈かもしれない映画
- 内容は少し薄い
『サスペリア』はPrime Video、U-NEXT、Huluで観られます。
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