【ホラー好きがおすすめ！】SF系ホラー映画の名作5選

おすすめのSFホラー映画を、あらすじとあわせて5つ紹介しています。
記事を読めば次に観るべき映画が見つかりますよ。
各映画が視聴できる配信サービスも掲載。

紹介している映画

1. キャビン
2. スキャナーズ
3. ライフ
4. ミスト
5. 遊星からの物体X

キャビン

グロさ
不気味さ
怖さ
見ごたえ
ストーリー性

あらすじ

大学の仲良しグループ、デイナたちの五人は、夏休みを利用して山奥の別荘を訪れる。
バカンスを満喫する彼らの様子を、謎の組織が監視していて・・・。

おすすめポイント

ホラーファンならピンとくる小ネタの数々

あらゆるホラー映画の小ネタをふんだんに盛り込んでいます。
『IT』の「ペニー・ワイズ」や『ヘルレイザー』の「ピンヘッド」などです。

王道をぶっ壊す斜め上の展開

映画前半はホラーあるあるを盛り込んだ展開で進んでいきます。
しかし、中盤以降からストーリーの毛色が変わり、予想外の展開に。

「監視」を「観る」映画の立体構造

メタ要素を演出に取り込んだ、挑戦的な作品でもあります。
主人公を監視する者たちの目的とはなにか？
『キャビン』は誰に向けられた映画なのか？
一部の映画好きにしかわからないような疑問を投げかけてくる作品。

スキャナーズ

グロさ
不気味さ
怖さ
見ごたえ
ストーリー性

あらすじ

ホームレスのキャメロン・ベイルは、フードコートで女性客に蔑さげすまれてしまう。
ベイルが彼女を悪意の目でにらむと、女性は苦しみながら卒倒そっとうしてしまった。

ベイルの仕業だと気づいた謎の男たちにより、彼は麻酔銃で撃たれ意識を失ってしまう。
彼が目を覚ますと、そこは警備保障会社「コンセック」が設立した研究所であった。

主任のルース博士からベイルは「スキャナー」と呼ばれる能力者であることを知る。

おすすめポイント

超能力表現の原点

超能力を取り扱った作品は『スキャナーズ』なしには存在しえなかったでしょう。

『AKIRA』や『北斗の拳』など、名作漫画にも影響を与えた作品だからです。
今日こんにちでは超能力を使いすぎると鼻血が出たり、血管が浮き出てたりするのは自然な表現。
能力を酷使したことによる体への負荷は『スキャナーズ』ではじめて表現されました。

開始数十分で頭が吹き飛ぶ

映画序盤で超ド級のインパクトがあります。
生々しく肉片が飛び散るので、グロ好きならテンションが上がります。

CG不使用の生々しさ

特撮技術や特殊メイクでの表現は生理的な気持ち悪さがあります。

『スキャナーズ』が公開されたのは1981年。
当時からCGはありましたが、莫大なコストがかかるため、本作では使われていません。
極太の血管が浮き出るシーンや、飛び散る肉片は色々な意味で新鮮。

現代のCG技術では味わえない独特の迫力が『スキャナーズ』にはあります。

ライフ

グロさ
不気味さ
怖さ
見ごたえ
ストーリー性

あらすじ

無人火星探査機「ピルグリム」が火星から土壌のサンプルを持ち帰る。
探査機を回収したISS国際宇宙ステーションの宇宙飛行士たちは、火星の土から生命体の細胞を発見。

生命体は「カルビン」と名付けられ、地球でも話題となる。
驚異的な細胞と生態を有するカルビンは、人類に明るい未来をもたらすはずだった。

しかし、カルビンを研究する培養器に異常が起こり・・・。

おすすめポイント

現代の王道SFホラー

未知の生物が人間を襲う、という王道展開を現代風の未来感で見事に仕上げています。
「もしかしたらありえるかも」と思わせるような設定で、恐怖を身近に感じられます。

チート級のエイリアン

『ライフ』に登場するエイリアン「カルビン」は、驚異的な生態を有しています。

• すべての細胞に筋繊維、目、脳を有する
• 高度な適応能力
• 宇宙空間でも生存できる

などなど、一部だけ紹介してもカルビンのヤバさがうかがえます。

続編待望の絶望的ラスト

続編があったら絶対に観たい映画の一つです。
人によってはトラウマ級のラストかもしれません。

ミスト

グロさ
不気味さ
怖さ
見ごたえ
ストーリー性

あらすじ

激しい嵐のあと、平穏な田舎町は突如として謎の濃霧に覆われる。

霧の中には未知の怪物が存在し、人々は恐怖と混乱に陥る。
霧に閉じ込められた人々は、謎の怪物と終わらない恐怖に対峙する・・・。

おすすめポイント

群集心理の風刺

群集心理の恐ろしさを皮肉的に描いています。
いつ終わるかわからない緊張状態に人々は疲弊し、狂っていきます。

思わず「自分だったら・・・」と想像してしまう作品。

キモコワ造形の怪物たち

突如発生した霧のなかには、異形の怪物たちであふれています。
昆虫と甲殻類を混ぜたような個体もいれば、タコのような巨大な怪物も登場します。

テンポが良い密室系ホラー

舞台となるのは田舎のスーパーマーケット。
買い物中の人々は、謎の霧に立ち往生してしまいます。
スーパーの店内で様々なことが起きるので、全編通して退屈しません。

遊星からの物体X

グロさ
不気味さ
怖さ
見ごたえ
ストーリー性

あらすじ

1982年の南極。
アメリカ観測基地に逃げ込んだ犬を、なぜかヘリで追跡するノルウェー基地の隊員たち。
しかし、一人のノルウェー隊員の手りゅう弾により、ヘリは爆発してしまう。

生き残った隊員が、アメリカ隊員を誤射すると、米基地隊長ギャリーがその隊員を射殺。
状況を確認するため、マックとコッパーがノルウェー基地を訪れる。

そこには無残な死体があちこちに転がっており、無人の廃墟と化していた・・・。

おすすめポイント

一線を画すエイリアン系ホラー

SF作品ですが、人間の心理描写をメインに据えています。

人間に擬態できる「物体X」の存在が、隊員たちに緊張感と疑心暗鬼をもたらします。
誰が人間で、誰がエイリアンかを見抜かなければなりません。
しかも舞台は孤立した南極基地・・・。
隊員たちは、救援もなく自分たちでエイリアンを排除しなければなりません。

考察がはかどる絶妙な演出

視聴者に考察させる余地をかなり残している作品。
一度の視聴ではわからない部分がいくつかあります。
特にラストシーンはファンの間で、今でも意見が分かれています。

「物体X」のビジュアルのキモさ

劇中では、常になにかに寄生した状態で登場します。

気色悪い液体を垂らしたり、触手がたくさんあったりする様は異形そのもの。
「物体X」の生態も気味悪くおぞましいです。

まとめ

紹介した映画は、すべてU-NEXTで観られます。
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