ライターくん
こんばんは。
ゴーストライターです!
2005年に公開された『悪魔の棲む家』のあらすじをネタバレなしで解説。
オリジナルは1979年に公開され、当時のオカルトブームを巻き起こした作品の1つです。
オリジナルを現在配信しているVODは、残念ながらありません。
ですので、本記事ではリメイク版を紹介します。
視聴できる配信サービスもあわせて紹介。
わかること
- 本作のあらすじ
- 主な登場人物
- 映画の基となった事件
- 観た感想
- SNSの反応
- 1000以上のホラーを視聴!
- 2日に1本はホラーを観る
- このサイトの管理霊
ライターくん
幽霊屋敷系の要素はもちろん、ヒトコワ系要素もある映画。
映画概要
主演俳優:ライアン・レイノルズ
公開年:2005年
上映時間:1時間26分
監督:アンドリュー・ダグラス
制作:マイケル・ベイ
原題:The Amityville Horror
グロさ | |
不気味さ | |
怖さ | |
見ごたえ | |
ストーリー性 |
あらすじ
1974年11月13日、アメリカニューヨーク州アミティヴィルで一家殺害事件が発生。
当時23歳だった長男ロナルド・デフェオは、ライフル銃で就寝中の家族を殺害した。
事件の発生から1年後、ラッツ一家が件の家を格安で購入。
かつて凄惨な事件があった豪邸で、ラッツ一家は恐ろしい体験をする・・・。
主な登場人物
キャシーの夫。
格安の一軒家を悩んだ末に購入。
引っ越してから次第に様子がおかしくなっていく。
ジョージの妻。
家の異常さに気付き、キャラウェイ神父に相談する。
3人の子供はキャシーの連れ子。
元の夫はすでに他界している。
長男。
反抗的なお年頃。
ジョージに心を開けないでいる。
次男。
長女。
『ジョディ』という少女の幽霊と遊ぶようになる。
怪奇現象に堪えかねたキャシーから相談を受ける。
デフェオ家とはかつて知り合いであり、相談を受けたこともあった。
一家の惨殺事件と家の異常さについて知っている。
格安の豪邸
引っ越しを考えていたジョージとキャシー。
彼らはある日、新聞広告で格安の豪邸を見つける。
管理人に訳を聞くと、かつて凄惨な事件があったことを知らされる・・・。
3時15分で止まった時計
訳アリ物件に戸惑いつつも、豪邸を購入したジョージとキャシー。
ジョージは地下室にて、3時15分で止まったままのラジオ付き時計を発見する。
時計のラジオから謎のささやき声が聞こえてきて・・・。
豹変していくジョージ
家に住み始めてから15日が経った頃、ジョージの様子がおかしくなっていく。
目は赤く充血し、子どもたちにもつらく当たるようになってしまった。
キャシーは家の異常さに気づきはじめて・・・。
映画の元ネタ
実際に起きた惨殺事件
本作は実際に起きた、一家惨殺事件をモデルにした小説が原作です。
デフェオ家の長男ロナウドは、ライフル銃で家族全員を射殺。
ロナウドは犯行後、近所のバーに駆け込み
「家族が何者かに襲撃された」
と叫びました。
しかし、捜査の過程で彼が犯人であることが発覚。
動機ははっきりとしていませんが、ロナウドは逮捕後に、
「家族を殺せと『家』に命じられた」
と供述しています。
結局ロナウドは、第二級殺人罪で有罪判決を受け、終身刑となりました。
ライターくん
ロナウドは2021年3月12日に死亡しています。
ラッツ一家が体験した怪奇現象
デフェオ一家殺害事件から1年後の1975年に、ラッツ一家がデフェオ家の豪邸を購入。
ラッツ一家は引っ越してからわずか28日後、急に家を去りました。
彼らは家のなかで、怪奇現象や悪霊によるいやがらせを受けたと主張。
- 壁から血が流れる
- ドアが勝手に開閉する
- 無数の幽霊が姿を現す
などといった超自然的怪異に見舞われ、ラッツ一家は家を去りました。
怪奇現象は嘘だった!?
実はラッツ一家が体験した怪奇現象は大半が嘘である、という疑惑もあります。
というのも、ラッツ夫妻が家を購入した当時、彼らは経済的にかなり困窮していました。
ロナウドの担当弁護士が、彼の精神異常を利用して
「家で起こる怪奇現象を体験談として出版すれば儲かる」
と、ラッツ夫妻に持ちかけたのが、映画となったそもそものキッカケ。
現在では『実際に怪奇現象は起きていなかった』という説が有力。
ラッツ一家が家を去ったのは、単に経済的に困っていたからです。
『実話を基に~』と言っているけど、こじつけ感がありますね。
ライターくん
デフェオ家の豪邸は、いまで言う“事故物件”。
なにかしらの怪奇現象は起きていたかもしれません。
映画の感想
古典的ホラーをリメイクしたものですが、館系ホラーとしては少し変わっています。
本作では『操られた人間の狂気』を存分に描いているからです。
よくある館系ホラーなら、家族全員が怪奇現象におびえるもの。
家族みんなで逃げたり、立ち向かったりするのが王道のパターン。
しかし本作では、一家を守るべき父親(ジョージ)という存在が、徐々におかしくなっていきます。
ジョージがおかしくなっていく過程は、ライアン・レイノルズの怪演が成せる業。
ライターくん
怪奇現象とグロさの配分がちょうどいいです。
それに加えて、おかしくなった人間の怖さもある。
良いところ
徐々におかしくなるジョージが恐い
子どもたちの父親であり、キャシーの夫であるジョージの様子が変わっていきます。
子どもや妻に対してつらく当たるようになってしまいます。
ライターくん
別人のように豹変してしまう。
中盤辺りからハイテンポで進む
序盤は少し退屈ですが、中盤から一気に物語が進んできます。
提示された伏線がわかりやすく回収されるので難しく考察する必要がありません。
ライターくん
家が呪われた理由もなかなか良い。
悪いところ
設定をもう少し掘り下げて欲しかった
子どもたちはキャシーの連れ子なんですが、セリフのなかで少しだけ言及されるのみ。
家が呪われた理由ももう少し掘り下げて欲しかったです。
映画としては短い尺なので、細かい設定をすっとばしてる印象。
ライターくん
あと30分くらいあったらちょうど良かったかも。
SNSの反応
悪魔の棲む家リメイク版のそういうことじゃない!感よ。多分恐怖の質が違うのだよ。
— 現 婆𓃟 (@dokajyan0101) May 9, 2022
『悪魔の棲む家』ってホラー映画 悪魔👿の力が強大過ぎて神父の力ごときでは どうにもならない 火傷はするわ失明するわ 全て悪魔の仕業・・新しい家に越してきた家族は嵐の夜に家を脱出する 昔、金曜ロードショーでやってたな リメイク版の方はハッキリ言って つまらなかった
— あきらこたん/8/30日は誕生日(愛媛)🦈 (@akirakotan3904) October 20, 2022
悪魔の棲む家のリメイク版怖すぎて初めて声出た。ってくらい怖かった。。自分の声量にびっくり。笑
— nm (@mepir1217) May 22, 2020
何も無かったところにいきなり出てくる系はほんときつい。
この前見たライト/オフも心臓止まるかと思ったし。
#うるせぇ俺はこの映画が好きなんだこの野郎
— 端座サト@商売繁盛 (@sasacat) March 16, 2022
「悪魔の棲む家(2005年)」
オリジナルは当然大好きですが、リメイク版のこちらも大好き。怪現象描写、割と頑張ってます。若くて素直そうなライアン・レイノルズが段々荒んでいく様が良いのです。ラストは妙に爽やか。 pic.twitter.com/l623oCtL3h
まとめ
- 古典的ホラーのリメイク作品
- 人間的な狂気が怖い
- 館系ホラーとしては変わり種
- 元ネタの信ぴょう性には疑惑あり
- 設定の作りが少し甘い
幽霊屋敷の不気味さと、人間的狂気が織りなす荒々しい怖さを感じたホラーでした。
ライターくん
恐怖演出もしつこくない。
程よいグロさと見ごたえがあります。
『悪魔の棲む家』はU-NEXTで観られます。
無料体験からはじめてみませんか?
\ 31日間無料/